英語の間投詞は、けっこう楽しいですよ。
間投詞をあまり知らないと、英文を読むときに、ちょっと心配ですよ。
間投詞とは
- 「えっ」「うわっ」「あぁ…」といった、人の感情を表す言葉
- 「ばぁ」「ねえ」「もしもし」といった、呼びかけの言葉
- ガチャン、バタンというような擬音
- ワンワン、ニャーニャーのような動物の鳴き声
間投詞の例文集(真剣に作りました)
aha[アハー]
(驚き・優越感・満足、あるいは、相手の話の内容・意図が理解できたことを示して)
Aha, that monkey did it.
ははあ[さては]、例のサルのしわざか。
ah[アー]
(同意・了解・発見の表現)
Ah, yes.
ああ、そうだな。
ah[アー]
(悲しみ・哀れみ・嘆き・ためらい・喜び・驚き・苦痛・軽蔑などを表わして)
Ah,…we’re done.
あぁ…、私たち終わりね。
alas[アラース]
(悲しみ・後悔・心配の声)
Alas, she’s gone.
ああ、彼女はもういない。
bang[バン]
(銃声:バン、バキューン、ズドン)
Bang bang! You’re dead.
(バンバン。 お前は死んだ)
Bang bang! You’re dead.(バンバン。 お前は死んだ)
昔、アメリカの子供たちが西部劇ごっこをしたときによく使ったセリフである。
『表現のための実践ロイヤル英文法』より
boo[ブー]
(不賛成・軽蔑などを表わして)
“Boo!”
「ブー!」
boo[ブー]
(おばけの扮装をして脅かす時など)
“Boo!”
「ばあ」(おばけだぞ)
eh[エイ]
(相手に繰り返しを求めて)
Eh! What? Majin Buu?
えっ、なに? 魔人ブウ?
eh[エイ]
(相手に同意・返答を促して)
My boyfriend looks like a monkey, eh?
どう、あたしの彼ってサル似でしょ。
uh[ア(-)]
(躊躇(ちゅうちょ))して、あるいは、次の語が出るまでのつなぎとして)
Uh…yes, I think so.
ええっと、そうだと思います。
er[アー]
(次に言うべきことを考えたり、躊躇(ちゅうちょ)したりするときに)
“Let’s see, you’re … er…”
「きみはたしか…えーと…」
“I am the crane that you saved.”
「あなたに助けていただいた鶴です」
come[カム]
(再考を表わして)
Come, come, you shouldn’t bully the wild African elephant.
これこれ、野生のアフリカ象をいじめるんじゃありません。
For goodness’ sake[フォーグッドネスセイク]
For goodness’ sake, look after the alligator during my absence.
お願いだから、私の留守中にワニの面倒をみて。
well[ウェル]
(発言を始めるときに用い、内容の強調・話題の変更などをあらわす)
hell[ヘル]
(絶対に、と発言を強めて)
Well, hell, I’d go out with you.
そうだ、絶対に、僕は君とつきあうんだ。
hum[ハム]
(疑い・不同意をあらわす)
Hum, who’d go out with me?
ふうん、誰があたしとつきあうって?
hurrah[ハラー]
(歓喜・賞賛・激励などの叫び声)
“Hurrah, we’ve made it!”
「わーっ、着いたぞ」
“Thank you so much for coming. I’m the King of Hell.”
「ようこそいらっしゃいました。閻魔(えんま)大王です」
come[カム]
(誘い・督促(とくそく)を表わして)
“Eh! The King of Hell?”
「えっ! えんまだいおう?」
“Come, tell me all.”
「さあ、全部話して」
oh[オゥ]
(驚き・不快・失望などさまざまな強い感情を表して)
hell[ヘル]
(怒り・不快を表して、ぞんざいに)
Oh, hell, the elastic’s gone in my pants.
おっと、ちくしょう、パンツのゴムが切れた。
ouch[アウチ]
Ouch! Don’t bite me, zombies.
あいたっ! 噛(か)むなよ、ゾンビたち。
O[オゥ]
〈英詩の中で〉(名前の前に付け、呼びかけで)
O Lord
おお 主よ
O[オゥ]
〈英詩の中で〉(驚き・願望などをあらわして)
O then I saw her eye was bright,
A well of love, a spring of light.
ああ そのとき彼女の瞳はかがやき
愛の泉とも光の源ともなったのだ
― H.Coleridge,SONG より
O for
≒ I wish to have
O for a draught of vintage!
(Keats, Ode to a Nightingale)
ああ ワインを一杯飲みたい。
― 『現代英文法講義』(安藤貞雄著) より
O, that
≒ I wish
O, that he had never come!
― Dickens, Great Expectations
ああ、あの男が来なければよかったのに。
― 『現代英文法講義』(安藤貞雄著) より
pooh[プー]
(あざけり・軽蔑・失望・困惑・軽い不信などをあらわして)
Pooh! Don’t underestimate armadillos.
ふふん、アルマジロを甘く見るんじゃないぜ。
tut[タットゥ]
(いらだち・不服・非難・困惑などの舌打ち)
“Tut, tut,” said Darth Vader.
「ちぇっ、ちぇっ」とダース・ベイダーは言いました。
「ダース・ベイダー」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2018年9月9日 (日) 15:28 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org
ugh[アー(グッ)]
(嫌悪・恐怖・軽蔑などの声)
Ugh! That’s so disgusting!
うわっ、ちょームカつく。
uh-oh[アッオゥ]
(都合の悪いことが起こった、あるいは、起こりそうな時に)
Uh-oh, I forgot my straw figure.
しまった、わら人形持ってくるの忘れた。
eh[エイ]
(相手に同意・返答を促して)
uh-huh[ァーハァン]/尻上がりの音調で
(同意・満足などを表わして)
“You cheated on me, eh?”
「浮気したでしょ?」
“Uh-huh.”
「うん」
uh-uh[アッア(ー)ッ]/尻下がりの音調で
(相手の言葉に対する否定・不同意)
“Did you eat my durian?”
「あたしのドリアン食べた?」
“Uh-uh. Absolutely not.”
「ううん、とんでもないよ」
well[ウェル]
(相手の説明・返事をうながす)
Why did you eat my durian? Well?
どうしてあたしのドリアン食べたの? ねえったら。
why[ホワイ]
(驚きをあらわして)
Why, Mike, for a second I thought you were an armadillo.
あれ、マイクじゃないか、一瞬、アルマジロかと思ったよ。